内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームとは?
快適な住まいづくりへのおすすめ
- 内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームってどんな工事?
- こんな住まいのお悩みにピッタリ
- 内窓リフォームができないことはある?
- 後悔しないためにメリットとデメリットを確認する
- 内窓(二重窓・二重サッシ)設置のメリット
- 冷暖房の効率がよくなる
- 結露が軽減する
- 車や電車などの騒音が軽減する
- 内窓(二重窓・二重サッシ)設置のデメリット
- 室内に複数の窓があると1カ所では効果が得られにくい
- 掃除やお手入れ、窓を開け閉めする手間が増える
- 内窓のリフォームには費用がかかる
- 内窓(二重窓・二重サッシ)を選ぶポイント
- ガラスの種類(単板ガラス・複層(ペア)ガラス・真空ガラスなど)と枚数
- 窓枠の素材
- 内窓(二重窓・二重サッシ)工事の流れ
- 業者へ相談や補助金を確認
- 採寸・見積もり
- 契約
- 工事日当日はあっという間に設置完了
- 内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームにかかる費用
- 今なら内窓リフォームの補助金が受けられる【先進的窓リノベ2024事業】
- 先進的窓リノベ2024事業とは?
- 先進的窓リノベ2024事業の対象となる内窓設置工事
- もらえる補助金はいくら?
- 【申請条件】
- 先進的窓リノベ2024事業の対象期間はいつまでで終了?
- 内窓リフォームなら|東京ガスライフバル台東/荒川/墨田へご相談ください
東京ガスで内窓リフォームができることを、ご存じでしょうか?
そもそも「内窓ってなに?」と思いますよね‥。
内窓とは、窓の内側にもう1つの窓を設置することです。二重窓や二重サッシと呼ばれることもあります。
内窓の設置は、簡単な工事で省エネや防音など多くのメリットが得られるため、今人気のリフォームです。
今回は、リフォームについて紹介します。
内窓リフォームにはメリットがたくさんありますが、デメリットもあるので事前にしっかりと確認しましょう。
内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームってどんな工事?
内窓リフォームとは、 窓の室内側にもう1つの窓を付ける工事のことです。
今ある窓はそのまま利用し、その内側に窓を設置するので、リフォーム工事といっても比較的簡単な工事で完了します。
内窓を付けることで、住まいのお悩みが解決できることもあるため、 今とても人気があるリフォームです。
内窓リフォームは、二重窓リフォームや二重サッシリフォームとも呼ばれますが、こちらの本文中では「内窓」と表記します。
よく間違われるのが、二重ガラスやペアガラス、複層ガラスですが、これはガラスが二重になっていることなどを表しており、窓としては1つです。そのため、サッシが二重になっている内窓や二重窓、二重サッシとは意味が違います。
こんな住まいのお悩みにピッタリ
では、内窓リフォームはどのようなお住まいに効果を発揮するのでしょうか。
内窓には、以下のようなお悩みに効果があります。
● 冬寒く、夏暑い
● 結露がひどい
● 内外の音が気になる
今のお住まいにこのようなお悩みがある場合には、内窓の設置を考えてみてはいかがですか。
内窓リフォームができないことはある?
内窓リフォームは、設置ができないケースもあります。
たとえば既存の外窓が内側へ開くタイプだと、外窓が内窓へ引っかかってしまうため、設置ができないことも。
一般的には内窓は、 引き戸タイプの外窓への設置が適しています。
またカーテンボックスが付いていると、内窓がつけられないこともあるのです。
このように、内窓が付けられるかどうかは、事前に確認する必要があります。
設置が可能かどうかよくわからない場合には、お気軽に東京ガスライフバルまでご相談ください。
後悔しないためにメリットとデメリットを確認する
内窓リフォームの工事を行う際には、事前にデメリットも把握しておきましょう。
いざリフォーム工事を行ったものの、「こんなはずじゃなかった」と後悔するのは残念なこと。
内窓リフォームには、メリットとデメリットが存在しますので、両方を確認したうえでリフォームを考えることが大切です。
内窓(二重窓・二重サッシ)設置のメリット
ここからは、内窓リフォームによって得られるメリットを紹介します。
内窓リフォームで得られるメリットは、大きくわけて以下の3点です。
● 冷暖房の効率がよくなる
● 結露が軽減する
● 車や電車などの騒音が軽減する
それぞれ説明していきましょう。
冷暖房の効率がよくなる
内窓リフォームにより、冷暖房の効率がよくなります。
内窓を設置すると窓が2つになり、外窓と内窓の間に空気の層ができて高い断熱効果を得られるためです。
窓はガラスを通して外気と触れ合うため、住まいの中でももっとも熱が出入りしやすいところです。
下図のとおり、冬場は窓から58%もの熱が外へ逃げ、夏場は窓から73%もの熱が入ってくるのです。
内窓の設置により、室内の温度は外に逃げにくく、外気が室内に入りにくくなります。
そのため室温が外気温に左右されにくく、冷暖房の効率が上がりやすくなるのです。
結露が軽減する
内窓を設置することで、窓ガラスにつく結露の軽減が期待できます。
結露は、室外と室内の温度差によって発生するものです。
冬場に湿気を含んだ室内の温かい空気が、寒い外と接している窓で急激に冷やされることで、空気内の湿気が水分となり窓に付着します。
内窓を設置すれば、外窓と内窓の間に空気の層ができるため、外の寒さが室内に伝わりにくくなり結露の発生を軽減させられるのです。
車や電車などの騒音が軽減する
内窓を設置すると、車や電車などの騒音を軽減できて快適に過ごせます。
内窓を設置することで、室内の気密性が高まるからです。
また室内の気になる音や声が外部へもれにくくなり、物音に神経を使わなくてもよくなるでしょう。
内窓(二重窓・二重サッシ)設置のデメリット
内窓リフォームにはメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。
● 室内に複数の窓があると1カ所では効果が得られにくい
● 掃除やお手入れ、窓を開け閉めする手間が増える
● 内窓のリフォームには費用がかかる
リフォームしてから後悔しないよう、事前に確認しておきましょう。それぞれ説明します。
室内に複数の窓があると1カ所では効果が得られにくい
同じ部屋に他にも窓がある場合には、内窓は1カ所だけ設置してもメリットが受けられにくくなります。
断熱効果や防音効果のメリットがあるとはいえ、1つの窓だけ設置するのでは他の窓から外気や音が入ってくることもあるからです。
そのため内窓リフォームをする際には、部屋もしくは住宅 すべての窓に設置することでより高い効果が得られます。
掃除やお手入れ、窓を開け閉めする手間が増える
内窓を設置することで、窓を開け閉めする手間が増えます。
内窓は今ある窓の内側にもう1つ窓を設置するため、単純に窓を開け閉めする作業が2回になるからです。
1つの窓ならまだしも、住宅すべての窓に設置することになると、手間が増えることをあらかじめ理解しておいたほうがいいでしょう。
また、内窓を設置すると、窓の掃除やお手入れに手間がかかるようになります。
それまで1つだった窓が2つになるので、これはしょうがないことです。
内窓のリフォームには費用がかかる
内窓のリフォームを行うには、当然ですが費用がかかります。
選ぶ製品によって費用もさまざまなので、事前に見積もりを取りましょう。
また使える補助金などがある場合には、有効に活用することもおすすめです。
内窓リフォームによって、その後の光熱費がおさえられることもあるので、将来的にはお得になると考えられます。
内窓(二重窓・二重サッシ)を選ぶポイント
内窓をリフォームする際には、内窓として設置するサッシやガラスの種類を選びます。
選択するガラスの種類によって、得られる効果が違ってくるので、内窓にどのような効果を望むのかで最適な内窓を選びましょう。
ガラスの種類(単板ガラス・複層(ペア)ガラス・真空ガラスなど)と枚数
内窓のガラスには、大きくわけて以下のような種類があります。
特長 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
単板(1枚ガラス) | 1枚のガラスでできた窓ガラス | 価格が安い | 断熱性・防音性は低い |
複層ガラス(ペアガラス) | 2枚のガラスを合わせた窓ガラス | ガラスの間に空気やガスなどが入っているので、断熱性は高い | 防音性は単板ガラスとあまり変わらない |
【遮熱型Low-E複層ガラス】 外側のガラスに日射を防ぐコーティングがされている | 日射熱を防ぐため紫外線が室内に入りにくく冷房効率がよい | 価格が高い | |
【断熱型Low-E複層ガラス】 内側のガラスに断熱のコーティングがされている | 部屋の熱を逃しにくく高い断熱性 | 価格が高い | |
合わせガラス | 2枚のガラスの中に防音フィルムが入っている | 耐久性・防音性が高い | 断熱性は単板ガラス程度 |
真空ガラス | 複層ガラスの中間層が真空になっている | 断熱性が非常に高い 他の複層ガラスよりも中間層が薄い 断熱性、結露の防止、防音性は非常に高い | 価格が高い |
求める機能と予算に合わせて、内窓のガラスを選びましょう。
窓枠の素材
内窓の窓枠の素材には、大きくわけて以下の3つがあります。
● 樹脂サッシ
● アルミ樹脂複合サッシ
● アルミサッシ
樹脂製のサッシは、断熱性に優れています。
じつは、日本は先進国の中でも、樹脂サッシの普及率が 2022年度で29%と低い値です。
アルミ樹脂複合サッシやアルミサッシは価格が安いメリットもありますが、断熱性や気密性、結露防止には弱いというデメリットがあります。
せっかくの内窓効果を得るためには、 樹脂サッシを選ぶことがおすすめです。
色やデザインも豊富に用意されているので、室内のインテリアにマッチした窓枠を選べます。
内窓(二重窓・二重サッシ)工事の流れ
ここからは、内窓リフォーム工事の流れを紹介します。
業者へ相談や補助金を確認
内窓リフォームを行っている業者へ、相談をします。
自宅の窓の状態を見てもらいリフォームが可能かどうか、また補助金が使えるか どうかなども確認するのがおすすめです。
採寸・見積もり
窓の採寸は、今あるサッシ枠の幅と高さを測ります。窓枠に歪みなどがある場合もあるため、プロに採寸してもらいましょう。
内窓に求める機能などの要望によって、見積もりを出してもらいます。
契約
業者と内窓リフォームの契約をします。
工事日当日はあっという間に設置完了
内窓リフォームは、リフォーム工事の中でも簡単に終わる工事です。
左右、上下の枠を取り付けて、ガラス障子を取り付け、その後調整をすれば完了します。
工事にかかる時間は、1つの窓につき1~2時間程度です。
内窓を設置する窓の数にもよりますが、当日中、長くても2~3日で完了します。
内窓リフォームは、驚くほど簡単に完了しますよ。
内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームにかかる費用
内窓リフォームにかかる費用は、選ぶ材質や大きさによって変わります。
断熱性や防音性の高い複層ガラスを使用すると、費用も高くなりがちです。
1つの窓にかかる料金相場は、以下のとおりとなります。
窓のサイズ | リフォーム費用の相場 |
---|---|
小窓 | 8~10万円 |
腰高窓 | 8~12万円 |
掃き出し窓 | 15~25万円 |
あくまでも目安なので、一度お住まいを見てもらい、お悩みに合わせた内窓での見積もりを出してもらい検討するのがおすすめです。
今なら内窓リフォームの補助金が受けられる【先進的窓リノベ2024事業】
内窓リフォームは、簡単な工事で高い効果が得られるため、今人気のあるリフォーム工事です。
国が進める「先進的窓リノベ2024」は、窓の断熱性能を高めることで省エネを推進させる目的で、窓のリフォームに対して補助金が受けられます。
先進的窓リノベ2024事業とは?
先進的窓リノベ2024とは、環境省による住宅省エネキャンペーンの1つです。条件をクリアすれば、内窓リフォームにも適用されます。
先進的窓リノベ2024事業の対象となる内窓設置工事
先進的窓リノベ2024の対象となる工事は、以下のとおりです。
既存住宅の住宅所有者が「窓リノベ」登録事業者と契約し、窓やガラスを交換(断熱改修)するリフォーム工事のこと。
※工事請負契約等が結ばれていない工事は補助の対象外。
内窓設置工事とは、以下のとおりです。
● 既存窓の内側に、新たに窓を新設する
● 既存の窓を取り除き、新たな内窓に交換する
(※既存窓の開口面から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限る)
もらえる補助金はいくら?
先進的窓リノベ2024事業でもらえる補助金は、以下のとおりです。
一戸あたり | 5〜200万円 |
【申請条件】
先進的窓リノベ2024事業の申請条件は、以下の1~2を満たし、3に該当しない工事です。
【1】対象商品(メーカーが登録を申請し、事務局が一定の性能を満たしていることを確認した製品。詳しくは環境省「先進的窓リノベ2024事業」HP参照)を用いた、以下に該当するリフォーム。ガラス交換/内窓設置/外窓設置(カバー工法・はつり工法)/ドア交換(カバー工法・はつり工法)
【2】補助額が5万円以上である。補助額は工事の内容や住宅の建て方、対象製品の性能とサイズにより異なる。詳しくは環境省「先進的窓リノベ2024事業」HPを参照ください。
【3】補助対象とならないリフォーム工事:補助の対象とならない工事が、個別に設定されています。詳しくは環境省「先進的窓リノベ2024事業」HP 環境省「先進的窓リノベ2024事業」HPをご確認ください。
先進的窓リノベ2024事業の対象期間はいつまでで終了?
申請期限:2024年12月31日まで
※予算がなくなり次第終了。早めの申請をおすすめします。
予算の執行状況に応じて、締切は公式サイトにて公表。交付申請は工事の完了後に提出が可能です。
内窓リフォームは、補助金が出る今やらないともったいないです。面倒な申請手続きは私たちにおまかせください。
内窓リフォームなら|東京ガスライフバル台東/荒川/墨田へご相談ください
内窓リフォームは、簡単な工事にもかかわらず高い省エネ効果が期待できるおすすめのリフォームです。
東京ガスライフバル台東/荒川/墨田では、内窓リフォームも行っています。
当社は、台東区・荒川区・墨田区にお住まいのお客様が、快適に暮らせるお手伝いをしています。
内窓リフォームに関する補助金申請のご相談や、東京都の補助金もあわせてご提案が可能です。
内窓リフォームをお考えでしたら、まずはお気軽にお問い合わせください。