床暖房へリフォームするメリット

ここからは、今の住宅を床暖房へリフォームするメリットを紹介します。

• ・ホコリがたちにくい
• ・空気が乾燥しにくい
• ・足元から暖められる
• ・日々のお手入れが簡単
• ・場所をとらない
• ・なにしろ安全

それぞれ説明していきましょう。

ホコリがたちにくい

床暖房は、風がおきないので、ホコリがたちにくいです。風がおこればホコリは舞い上がり、口から体内に入りこんでしまう可能性もあります。また空中に舞い上がったホコリはやがては落ちてきて、家具などに降り積もるため、掃除が大変になるでしょう。床暖房であれば、ホコリがたちにくいので、空気を汚さなかったり掃除がラクになったりするのがいいところです。

空気が乾燥しにくい

床暖房のメリットは、部屋の空気が乾燥しにくいところです。エアコンの場合は湿度を下げるので、部屋の空気を乾燥させてしまいます。空気が乾燥すると、のどや目をいためることはもちろん、お肌や髪にもよくありません。床暖房であれば空気が乾燥しにくいので、体にもやさしいといえるでしょう。

足元から暖められる

床暖房は、当然ですが床が暖かいので、足元から暖められます。エアコンの場合、暖かい空気は上へ上へといくので、部屋の上部は暖かいものの、足元はなんだかひんやり…、そんな現象はよくあることです。しかし床暖房であれば、やさしく足元から暖めてくれます。足元が暖められる床暖房は、ほっとできるやさしい暖かさが魅力です。

日々のお手入れが簡単

床暖房は、日々のお手入れがふだんの掃除と同じなので、余計な手間がかかりません。たとえばエアコンやファンヒーターであれば、フィルターの掃除をする必要があります。灯油を使う暖房器具なら、定期的に給油をしなければなりません。床暖房であれば、日々のお手入れはふだんの床掃除と同じでいいのです。

場所をとらない

床暖房は床そのものが暖房器具なので、場所をとりません。エアコンであれば壁などに取り付けますし、ファンヒーターやストーブであれば、床に置くためその分場所をとります。また床に置く暖房器具の場合、やけどや火事の心配がないように、置く場所にも配慮をしなければなりません。とくに小さなお子さまやペットがいるご家庭では、細心の注意が必要となります。床暖房であれば、置く場所に悩むこともありません。

季節ごとに出したりしまったりしなくてもいいのも、メリットですね。

なにしろ安全

床暖房は、とにかく安全な暖房器具です。暖房器具は、使い方に気をつけないと危険がともなうものもあります。

• ・火事
• ・やけど
• ・一酸化炭素中毒

しかし床暖房であれば、このような心配はほとんどありません。

床暖房へリフォームするデメリット

ここからは、床暖房へリフォームするデメリットを紹介します。

設置工事が必要

床暖房を設置するためには、工事が必要となります。工事が必要となると、その間生活に不便を感じるので、工事のタイミングなどを考慮しなければなりません。

設置費用や運転費用などのお金がかかる

床暖房は、設置するために工事費用がかかります。また設置後は、床暖房を利用する際に、月々の光熱費が必要です。

暖まるまでの時間がかかる

床暖房は、スイッチを入れてから暖まるまでに、ある程度の時間がかかります。そのため事前にスイッチを入れるなど、ちょっとした使い方の工夫が必要です。
※ご使用環境、ご使用条件、温水パネルの畳数により異なります。

東京ガスの温水式ガス床暖房の種類

ここからは、東京ガスの温水式ガス床暖房の紹介です。リフォームや後付けタイプの床暖房には、以下の種類があります。

• ・はやわざ
• ・NOOK(簡単タイプ・本格タイプ)

東京ガス「はやわざ」なら簡単に後付けできる

東京ガスの「はやわざ」は、大きな工事をすることなく、簡単に床暖房を設置できます。工事方法としては、今の床に温水マットを敷いて、その上に専用の床材を重ねるだけ。工事の期間も短く、料金も、比較的安くあがります。

東京ガス「NOOK」の簡単リフォームタイプ

東京ガス「NOOK」の簡単リフォームタイプは、「はやわざ」と同じく、今の床をはがさずに床暖房へとリフォーム可能です。豊富な仕上げ材が用意されているので、お住まいにピッタリの床暖房が選べます。

東京ガス「NOOK」の本格リフォームタイプ

「NOOK」の本格リフォームタイプは、今の床をはがして床暖房を設置します。工事期間はかかりますが、思い通りの仕上がりになる点が最大の魅力です。

何を選べばいいのかわからなければ、ぜひ東京ガスライフバル台東/荒川/墨田へご相談くださいね！

床暖房のリフォーム工事にかかる費用はいくら？

床暖房のよさはわかりましたが、気になるのは工事費ですよね。ここからは、床暖房へリフォームする際の費用について紹介します。

床暖房の価格相場

東京ガスの床暖房のおおよその価格相場は、以下のとおりです。

※お客さま宅の状況により、別途費用がかかる場合があります。

上記に、現在のガス給湯器を、床暖房対応の熱源機に交換する費用が20～50万円必要となります。

くわしい料金は、お近くの東京ガスライフバル台東/荒川/墨田へお問い合わせください。

床暖房の施工方法による料金の違い｜フローリングの張替えか上張りか

床暖房の取付費用は、施工方法によって料金が変わります。今ある床をはがすことなくその上に床暖房を設置する施工方法であれば、施工費用が安くおさえられるものが多いです。

床暖房のリフォームにかかる工事期間はどれくらい？

ここからは、床暖房のリフォームにかかる工事期間について紹介します。

床暖房のリフォーム｜工事の流れ

ガス温水式床暖房の工事の流れは以下のとおりです。

• 1.床の補強をする(簡易) or 今ある床をはがす(本格)
• 2.床下に温水チューブを配管する
• 3.温水パネルを床に固定する
• 4.温水チューブと温水マットを接続する
• 5.床の仕上げをする

床暖房へリフォーム｜工事期間

床暖房へのリフォームにかかる工事期間は、今ある床をはがす施工方法かどうかで異なります。一般的な工事期間は以下のとおりです。

床暖房にかかる光熱費を節約して安くする方法

あこがれの床暖房を設置したら、つぎに気になるのがその後の光熱費です。床暖房を8畳の部屋で、1日につき8時間稼働させたときの料金は170円程度。月にすると5,100円程度です。

• 算出条件
• ● 木造8畳1室、温水マット敷設率約70％、外気温7℃、室温13℃、フローリング仕上げ、設定温度20℃（レベル4）にて試算
• ● ガス料金は、東京ガスの冬期（12月～4月検針分）の家庭用ガス温水床暖房契約セット割（東京地区等）の2022年9月実施の約款の料金表かつ2022年12月時点の原料費調整額を適用
• ● 電気料金は東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの2019年10月実施の約款の料金表かつ2022年12月時点の燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金を適用
• ※使用状況によりランニングコストは異なります。
• 参考：東京ガス公式サイト「床暖房を使用した時のランニングコストを知りたい」

しかし床暖房にかかる費用は、以下のような工夫次第で安くできます。

• ● 床暖房のスイッチをやたらにオン・オフしない
• ● タイマーをうまく利用する
• ● 床暖房の上にカーペットやラグなどを敷かない
• ● 床暖房に適したお得なプランを契約する

それぞれ説明していきましょう。

床暖房のスイッチをやたらにオン・オフしない

床暖房の光熱費を安くするためには、スイッチをこまめに切らないほうがお得です。ちょっと部屋をあけるときには、スイッチを切ったほうがいいような気もしますよね。しかし、床暖房は最初にガスをたくさん使います。そして一度お湯が温まると、その後は適温に保たれるよう必要に応じて加熱されるしくみです。そのためスイッチのオン・オフは、できるだけ避けたほうが安くあがる傾向にあります。

昼間ちょっとした外出程度であれば、つけっぱなしにしておきましょう。

タイマーをうまく利用する

タイマーを上手に利用すると、床暖房にかかる光熱費をおさえられます。床暖房は、しっかりと温まるまでにある程度の時間が必要です。そのため、たとえば朝は起床の30～60分前にタイマーをかけておくと、朝起きたときに部屋中が暖まっています。また夜寝る際には、30分ほど前に床暖房のスイッチを切ってしまいましょう。床暖房はスイッチを切った後も、しばらくは予熱で暖かさを保ちます。そのため、たとえ30分前にスイッチを切っても、寝るまで暖かさがキープされるのです。このようにタイマーを利用することで、光熱費をおさえられます。

床暖房の上にカーペットやラグなどを敷かない

床暖房の上には、カーペットやラグなどを敷かないほうが光熱費をおさえられます。床暖房の上にカーペットやラグなどを敷くと、暖房効率を悪くしてしまうからです。その他にも、フローリングやカーペットをいためる原因にも。どうしてもカーペットなどを敷きたい場合には、床暖房に対応した商品を選ぶのがおすすめです。

床暖房に適したお得なプランを契約する

床暖房にかかる費用を安くするためには、床暖房に適した料金プランを利用するのがおすすめです。東京ガスには、冬場のガス料金がお得になる、ガス温水床暖房契約「暖らんぷらん」が用意されています。

お得な料金プランに切り替えることで、床暖房にかかる費用を安くできますよ。

床暖房へリフォームしたい！【疑問質問にお答えします】

ここからは、床暖房へリフォームしたいと思っているお客様からよくいただく質問に、しり太郎がお答えします。

和室が寒いです！畳でも床暖房にリフォームできますか？

東京ガスの床暖房には、畳の仕上げ材もあります。ぜひご相談ください。

畳の床暖房は直接ごろんと横になれるので、おすすめです。

低温やけどの心配はありますか？

床暖房は、低温やけどが心配されるところです。ガス温水式床暖房の場合には、比較的低温やけどになりにくいといわれています。しかし小さなお子さまやご自身で体を動かしづらい方などは、まわりのご家族が注意をして使用されることがおすすめです。

固定資産税が高くなるって本当ですか？

床暖房を設置すると、固定資産税があがる可能性もあります。固定資産税の計算方法は以下のとおりです。

固定資産税＝設備点数✕平米✕設備グレード✕1.4％

金額がどれくらいアップするのか気になる場合には、リフォーム前に確認しておくといいでしょう。

床暖房の寿命ってどれくらいですか？

床暖房用の温水パイプは約30年相当の耐久試験を行っているため、床暖房自体の寿命は住まいと同じ程度と考えられています。そして、熱源機は他のガス機器などと同じ程度の耐用年数です。

床暖房のリフォームなら｜お気軽に東京ガスライフバル台東/荒川/墨田へご相談ください

じんわりと床からやさしいぬくもりで温めてくれる、ガス床暖房。
床暖房はメリットがたくさんある暖房器具です。そして、意外と簡単な工事で設置もできます。
床暖房へのリフォームをお考えなら、まずは東京ガスライフバル台東/荒川/墨田へお気軽にご相談ください。